絶対音感というと、一握りの天才だけが持つ珍しい才能と思われがち。しかし実は、年齢制限はあるものの、正しい訓練によって誰でも身につけることができるそうです。
長男は昨年の春からピアノと同時に絶対音感のレッスンも始めたので、実際にレッスンに通ってみた感想を述べてみたいと思います。
絶対音感とは
絶対音感とは、他の音と比べなくても、突然きこえた音の音名が分かる能力のこと。
絶対音感を持っている人は0.2~0.5%と、非常にまれな能力でありながら、年齢の小さいうちに適切なトレーニングをおこなうことによって、誰もが習得できる能力であることが分かっています。
引用元 https://ichionkai.co.jp/zettai_onkan.html
長男が通う音楽教室(一音会ミュージックスクール)は世界で唯一絶対音感のプログラムが確立されているとのことで、この世界では有名な音楽教室なのだそうです。
プロのピアニストも多数輩出しているのです
が、決して幼いうちから厳しいレッスンが課されるわけではなく、音楽と一生付き合っていけるよう、しっかりと確立されたメソッドに基づき、音楽を楽しむ心を育むことを大切にする指導が特長です。
絶対音感に関しては、
低年齢のうちにしか受けられないレッスンならば、折角だからやってみよう、
という軽い気持ちでピアノのレッスンとセット
で始めました。
絶対音感を身につけるメリット
絶対音感を身につけることには、以下のメリットがあるそうです。
- 耳で聞いただけの音楽を楽器で演奏できる
- 耳で聞いただけの音楽を楽譜に書きおこせる
- 耳が良いため演奏に有利
- 曲の記憶が正確に長く覚えておくことができる
- 音を正確にイメージできるので、作曲活動にも有利
絶対音感を持つデメリット
基本的には無いそうです。
よく
「聞こえる音が全て音名に聞こえてしまい不快」
という話がありますが、これは
「目に入る街中の文字が全て気になってしまい不快」
と同じで、通常はありえないとのこと。
もしかしたら、ある種の感覚過敏を持つ先天的に絶対音感を持つ人が、音に対してこのような不快感を訴えるのかもしれません。
絶対音感のレッスン方法