元塾講ママのシンプル知育

元中学受験塾講師。5歳と2歳の息子たちの「塾無し中学受験」を目論んでいます。

ブルーライトはやはり夜泣きのもと!と確信した話

昨年11月に突如始まったテレビ無し育児のお陰で、一年以上続いた次男(現在1歳半)の夜泣きが落ち着き、安定した睡眠時間を取れるようになった、と以前記事を書きました。その後の次男の夜泣きについて書いてみたいと思います。

※テレビ無し育児について過去記事はこちら ↓↓

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電車ブームの次男にyoutubeを見せてしまった

こんにちは。元スパルタ塾講ママです。我が家の現在次男は電車ブーム到来中です。

たくさんの電車が載った本をいつも眺めては幸せそうにしているので、つい出来心でyoutubeで電車走行シーンの動画を見せてしまいました。(数週間前のとある週末)

今までは本でしか見たことのなかった大好きな電車が高速で走行する映像に、次男の目は釘付け。

「もう一回」「もう一回」とあまりに嬉しそうにねだる様子が可愛くて、打ち切るタイミングを逃し、夕方に1時間ほど見せてしまいました。

すると、やはり恐れていたことが・・・

一晩で5回も夜泣きで起こされる羽目に

寝かしつけはいつも通りスムーズに終わり、部屋の片づけをして「さあ自分も寝よう」と思っていた矢先の23時頃、

寝室で眠る次男が突然「わー!!!!」と泣き出しました。

鳴き声から「本当に起きているわけではなく寝ぼけているだけ」と判断し、しばらく部屋の外で様子をうかがっていると、数分で再び眠りについたらしく静かになりました。

その後自分もベッドに入り眠りにつくと、

その約1時間後に再び「わー!!!」と泣き出しました。

やはり寝ぼけて泣いている様子なので、ベッドでじっと様子を見ていたのですが、どんどん鳴き方が激しくなり、自力では再び眠れそうもない様子。

仕方なく布団の定位置に戻して毛布を掛けて、トントンをするとようやく眠りにつきました。

その後何度も夜泣きを繰り返したため結局朝まで計5回も起こされてしまい、私は完全に寝不足の状態で仕事へ向かうことに。

翌朝起きた次男も、やはり眠そうな様子で、保育園でも「今日は珍しくずっと眠そうでした」と保育士さんから言われてしまいました。

youtubeを見せるのをやめると

相変わらず我が家はテレビがつかないので、タブレットさえ見せなければ完全にブルーライト断ちできます。

もちろん大好きな電車そのものに興奮して、夜泣きをした可能性も否定できません。

でもやはりブルーライトの影響が大きいのではないかと直感的に思い、その日以来youtubeを見せるのを止めました。

すると、やはり次男の夜泣きもピタリと止まりました

なぜブルーライトが夜泣きの原因に?

そもそもなぜブルーライトが赤ちゃんの夜泣きの原因になるのでしょうか?

赤ちゃんの睡眠を左右する一番の要因は「光」による刺激です。

人間の体は光を浴びることによって脳と体が「今は朝だ」と認識し、目覚めるようにできています。

特に赤ちゃんは光による刺激に敏感で、カーテンの隙間から漏れる日の光だけでも朝だと分かって目覚めてしまいます。

そのため、冬はゆっくり眠ってくれていたのに春夏と日の出時刻が早くなるにしたがって、赤ちゃんの目覚めも早くなってしまうということが起こります。

夏場は5時前には外が明るくなり始めますから、そんな早くに起きてほしくないご家庭の場合には困ってしまいますよね。

そうならないためには、遮光カーテンを使い、隙間もしっかり塞いで太陽光が部屋に入らないようにするのが重要です。(暗幕くらい徹底すると完璧だそうです)

ブルーライトの強い光は体内時計を乱す

光を感知するのは目。そしてブルーライトは網膜への負担が大きい、非常に強い光が特長。

そんなブルーライトを夕方以降に浴びてしまうと、せっかく夜に向けて眠る準備に入った赤ちゃんの脳が、「あれ?今は昼間だっけ?」と勘違いしてしまいます。

すると体内時計が狂ってしまい、夜になっても深い睡眠に入っていくことができず、夜泣きを繰り返すことに。

大人も眠る1時間前にはブルーライトを浴びない方が良いと言われますが、赤ちゃんの未熟な脳は、大人よりもずっと光の影響を受けやすいのです。

ちなみに、赤い光は夕方の色のため、赤ちゃんの睡眠を妨げないそうで、むしろ赤い光をつけていた方が赤ちゃんがぐっすり眠れる、という研究結果もあります。

4歳の長男も少なからずブルーライトの影響を受けていた

 

 

4歳の長男も電車が大好きなので、その日にyoutubeを一緒に見ていました。

夜泣きはもうしない年頃(元々殆ど夜泣きをしない赤ちゃんでした)ですが、それでも動画を見た翌朝は寝起きが悪く、なかなかシャキッと起きられませんでした。

やはりブルーライトのせいで睡眠の質があまり良くなかったのだと思います。

まとめ:赤ちゃんの夜泣きに悩むママは是非一度、徹底的にブルーライトを排除してみてほしい

次男の夜泣きに1年以上も悩まされた際、

昼寝の時間を工夫したり、

睡眠環境を見直したり、

あらゆる手を尽くしても全く改善が見られず、ほとほと困り果てていました。

そんな時に、計らずも長男がテレビを壊したせいでテレビ無し生活が始まり、次男の夜泣きがピタリと止まった、という経験から、赤ちゃんへのブルーライトの影響の大きさを身をもって感じました。

子育て中のママはとにかく眠れないことが辛いと思います。

もし赤ちゃんの夜泣きに悩んでいたら、「就寝1時間前はテレビや映像を見せない」などと生ぬるい事ではなく、徹底的にブルーライトを排除して赤ちゃんに浴びせない、ということを試してみることを強くおすすめします。

意外と映像の力無しでもなんとかなるものですよ。

 

参考文献