我が家には4歳と1歳の二人の兄弟がいます。4歳長男は現在Z会 幼児コース (年中)を受講していますが、1歳7か月を過ぎた次男もそろそろ何か始めようかと検討しています。ただ一人目とは色々状況が違うため、全く同じ方法でというわけにはいきそうもありません。
そこで今回は、1人目の子との違いに注目しながら、2人目の子が始めるのにふさわしい教材について考えてみたいと思います。
2人目以降の子には100%の力は注げない
これは愛情の問題ではなく、物理的に自分の体が一つしか無いから。
一人目の時は、何か質問されれば全てを放っても100%子どもの話に耳を傾けることができました。しかし二人目になるとそうもいきません。特に子どもの年が近ければ近いほど、幼いころは片方の相手をするとママの取り合いになってしまいます。
納得いくまで興味に付き合ってあげられた長男
絵本の読み聞かせのとき、1、2歳の頃の長男は気に入ったページがあると、ページを丸暗記する勢いで何度も読むようにせがんできたので、本人が納得するまで10回でも20回でも同じページを読んであげました。
そのせいなのか、長男は気になったものは納得するまで質問したり観察したりして、深い知識にしていく「研究者タイプ」の性格に育っています。昨日は保育園で先生から「黄砂が飛んでくるからお部屋の中で遊ぼうね」というお話を聞いて、なんとか黄砂を見てみようと長時間窓にへばりついていたそうです。
ちょっと頑固でもありますが、本人の長所として伸ばしていきたいと思っています。
何でもお兄ちゃんの真似をする次男は器用な早熟タイプ
一方で次男はとにかく何でもお兄ちゃんの真似をするので、運動・言葉・対人コミュニケーションなど、全てにおいて長男よりも発達が早いです。
最近では、アルファベットのパズルで遊んでいるときに何気なく「Cはどれ?」と聞くと、本当にCを持ってきて驚きました。他のアルファベットもほとんど理解しているようです。長男は文字の理解が早いタイプでしたが、次男はそれを上回るスピードでどんどん理解していっています。
「上の子優先」は知育面でも有効かもしれない
よく「下の子が生まれると上の子が寂しい思いをするから、上の子を優先してケアするべき」と言われます。
ですが、これまでの次男の成長の早さが長男の影響だと考えるならば、知育面も長男優先でいくことが結果的に次男にも良い影響を与えそうです。
「まずは長男の興味にしっかり向き合う。すると、それをそばで見ている次男も同じものに興味を持ち、自ずと好奇心旺盛で知識豊かに育っていく」
と仮定すると、2人目の教材は、色々な要素が盛り込まれたものよりも、
・親の手があまりかからず
・一緒椅子に座って
・「お兄ちゃんと同じようなことをしている」と次男が感じられるか
がポイントになりそうです。
1歳から受講可能な通信教育は以下の通りです。
①Baby Kumon
0・1・2歳を対象としたくもんの通信教育。
1か月ごとに教材を受取り、1月に1回くもんの先生とお話しする時間があります。
絵本の読み聞かせを中心とした親子のコミュニケーションをサポートする教材です。
料金:2,200円/月
②こどもちゃれんじぷち
絵本だけでなく知育玩具が豊富で、割と一人で黙々と遊んで学べる教材です。
長男も1歳過ぎから2歳の終わりまでお世話になりました。
料金:2,460円/月~
③モコモコゼミ
幼児教育で有名な「こぐま会」が提供する通信教育。
こぐま会は中学受験専門塾のSAPIXと業務提携しており、SAPIXの低学年向け通信教育「ピグマキッズくらぶ」との幼少一貫教育という位置づけのようです。
料金:1,280円/月
④幼児ポピー
幼児から中学生までを対象にした、老舗通信教育。シンプルな教材で根強い人気があります。
ポピーは対象年齢2歳からですが、口コミを見ると子どもによっては1歳からでもできるそうです。1歳といっても、個人差が大きいですからね。
長男は試したことがなかったのですが、改めて調べてみると教材のシンプルさに心惹かれます。
料金:1,425円/月~
まずは色々試してみよう
兄弟でもまったく性格の違う長男と次男。
長男には合っていた方法が次男にも当てはまるとは限りません。
また一人目と全く同じように手間暇をかけてあげられるわけでもありません。
こうして2人目の知育や通信教育、上の子の知育との両立についてざっと考えてみて、我が家にとってのベストな方法をもっとじっくり考えてみたいと感じました。
これから実際に教材を試してみて、次男の反応や、長男の勉強と一緒にこなせそうか、一つずつ比較検討していこうと思います。