元塾講ママの中受奮闘記録

元中学受験塾講師。7歳と4歳の息子たちの教育・知育・受験関連の試行錯誤を記録していきます。

【塾比較】① SAPIX(サピックス)説明会の超主観的な感想

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元塾講ママです。

コーヒー片手に次男の朝学習を見るのが日課になっています。

 

ちょうどお子さんの中学受験に向けて、塾選びをされている方も多い時期かと思います。

でもインターネット上の情報を見比べていると、やれスパイラル学習だ、やれ思考力だ、やれ学力別クラス編成だと、

どの塾も同じようなことを言っている、と感じませんか?

 

実はその通りなのです。なぜなら、

  1. 基礎から知識や思考力を徐々に積み上げ
  2. 繰り返し復習して定着させ
  3. 最後は志望校に合わせてアウトプット力を最適化する

というのが、中学受験塾の指導だから。

結局どの塾に通ったとしても、やることは本質的に変わりません。

 

そこで実際に足を運んでみて私が感じた各塾の印象を、特に「最大のセールスポイント」にフォーカスしてまとめます。

 

あくまで元塾講師というバックグラウンドを持つ私が、自分の子どもや自分の価値観に合うかどうかで塾選びをしていた際に感じた各塾の印象です。

 

あえて主観的な面を多分に含みますので、「こんな風に感じる人もいるんだな」くらいの感じで参考程度にお読みください。

 

今回はサピックスです。

 

討論形式授業?

サピックスの授業は思考力を育てることを目的とした討論形式」とよく言われます。

 

しかし実際は、討論形式はサピックスに限ったことではありません。

 

私も教壇に立っていたからわかりますが、学力の高い生徒のクラスでは自然と討論形式になるんです。

 

講師が一方的に話すよりも、優秀な子どもたちの優れた気づきを足掛かりに授業を展開していく方が、子どもたちの思考を広がり授業が熱気溢れるものになります。

だから上位層を教える講師には「どんな発言も受け止める器の大きさ」が必要

 

したがって討論形式の授業は上位生ならどの塾に行っても変わりませんし、逆に下位クラスではたとえSAPIXでも討論形式はあまり成り立たないと思います。

生徒に発問を促すことはあるでしょうが

 

サピックス最大の強みは「合理的なシステム」

私が説明会で受けたサピックスの強み(セールスポイント)は、

徹底的に合理化された指導システムでした。

 

  • プリント形式のテキスト
  • 質問教室に限定した講師への質問対応
  • 自習室なし
  • 偏差値で決まるクラス分け
  • 面談の少なさ
  • 料金体系のシンプルさ
  • 例外なき期限厳守

 

どこをとっても「合理的」の一言に尽きます。

「我々は最高のシステムを提供してる」という自負が、先生の発言からも配布資料からもはっきりと伝わってきました。

 

相手に合わせないからブレない

サピックスのシステムは、おそらく中学受験における合理性の到達点です。

非常に洗練されているものの、

「このシステムに合わせられるご家庭なら歓迎します。しかしそうでないなら去っていただいて結構」という若干の傲慢さも感じました。(あくまで私の主観です)

 

実はそう感じたのには理由があります。

 

同じく説明会に参加していたあるお母様が次のように質問しようとしました。

 

「うちは共働き家庭なんですけれども、・・・」

 

そう話し出すや否や、話者の先生はお母さまの話を遮り

「そんなのは関係ありません」

とバッサリ返したのです。

 

お母様はそれ以上何も続けられず、先生が「今どき共働き家庭は当たり前ですよ」といった話をしてその質問は終わりました。

 

驚くとともに、正直私はちょっと引いてしまいました。

 

きっとこのお母さまは、サピックスの面倒見がよいとは言えない指導体制に不安を感じ、共働き家庭のご家庭はどれくらいいるのか、皆さんどのようにお子さんのサポートされているのか、などを知りたかったのでしょう。

 

先生は「状況がどうであれ、やるかやらないかが大事」と強く伝えたかったのかもしれません。

それが「そんなの関係ない」という一言に表れたのだと想像します。

 

ただ…

「まずは相手の話を最後まで話を聞き、不安な気持ちを受け止める」

という、私自身が講師時代に心がけていた寄り添いの姿勢が全く感じられないところに、どうしても違和感を感じてしまいました。

 

ブレないことと傲慢さは紙一重かもしれない、そう感じた出来事でした。

 

直感を大切に

このやり取りが衝撃的すぎて、私の中でサピックスという選択肢はほぼ無くなってしまいました。

それでも長男が「行きたい」というなら考えないでもない、

くらいの気持ちは残しておいたので、小1の秋にある校舎で「ワンデイサピックス」という体験授業に参加しました。

 

長男はそこそこ気に入ったようでしたが

「絶対にここがいい」

というほどのこだわりは無さそうでした。

 

結局その後参加したグノーブルの説明会と入室テストの結果、2月からのグノーブル入室につながります。

 

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長男 家庭学習のアイテム

漢字男子の長男。
小1で10級・9級に合格し、もうすぐ8級を受検します。
試験まで2週間を切ってようやく合格点に達しました!

 

文章読解もどんどん上の学年を。
易しく短い文章なので、先取り学習でもラクラクできます。
陰山先生の教材にハズレはありませんね。

 

思考力系ドリルでは、宮本先生のシリーズが好き。
余白が多いので低学年にも使いやすいです。

 

サピックスの入室テスト対策ならこれと言われる決定版。
子どもが1人で取り組むには難しいですが、考えるのが好きなお子さんにはハマるはず。