
元塾講ママです。
先日長男が漢字検定8級を受けてきました。
信号機好きの長男はテストの結果よりも、会場近くの変わった信号機が気になるようです(信号機好き男子)。
昨年から今年にかけて仕事も兼ねていろんな中学受験塾を見て回っていました。
各塾について個人的に思ったことを主観的に書いています。
今回は日能研編です。
日能研は最後までグノーブルと迷った塾でした。
説明会には2回参加しましたが、日能研の1番の魅力は
「子どもを中受で燃え尽きさせない」
ということかと思います。
「いい顔」をしている卒塾生が多い日能研
日能研の説明会では、塾でチューターのアルバイトをしている日能研出身の大学生が登場します。
(私の参加した校舎ではですが)
社員講師による中受全般の話の後に、卒塾生たちが、
- 塾の楽しかった思い出
- 自分の親に言われて嬉しかったこと・嫌だったこと
といった内容を語ったり、保護者からの質問に答えてくれたりします。
皆さん御三家をはじめとする難関校出身の優秀な大学生。
小学生当時の自分について振り返ったり、当時の親御さんの気持ちを想像したり、といった言語化能力がとても高く、我が子にもこんな素敵なお兄さんになってほしいなと思いました。
とくに印象的だったのは、卒塾生が異口同音に
「塾が楽しかった」
と語ること。
彼ら彼女らによると、進学先の中高で他塾(多くはサピ)出身の同級生たちと中学受験について話すと、
「大変だった」
「しんどかった」
「もう二度とやりたくない」
と言う人が大多数とのこと。
しかし日能研出身者は「楽しかった」という人が多いそうです。
TMクラス(日能研)とαクラス(SAPIX)
登壇してくれた卒塾生たちは、日能研のいわば最上位層だった人たち。
おそらくTM(トップオブマスター)クラス(日能研の超優秀層が入れる選抜コース)出身でしょう。
私が参加したのは日能研関東の旗艦校の一つだったので、TMクラスがありました。
TMクラスではSAPIXのαクラスのように優秀な生徒が集まり、最難関校を目指すためのハイレベルな授業が展開されます。
(そのさらに上澄がスカラシップ生)
他塾の最上位クラス出身者たちが「しんどかった」と口々言うにもかかわらず、日能研の最上位クラス出身者は「楽しかった」と言えるのなぜなのか考察してみました。
私が思うに彼ら彼女らは、
結果的にTMクラスに入れた人たちだから
ではないでしょうか。
つまり元々学力が高かったからTMクラスに入り、結果的に御三家に受かってしまった人たち。
無理をして最上位クラスに入ったわけではない、ということかと思うのです。
もちろん目標に向かって一生懸命頑張ったからこその受験結果なのは間違いありません。
TMクラスは、旗艦校舎にのみ設置され、遠方からわざわざ通ってくる子もいるくらいの非常に狭き門。
「まあまあ優秀」なだけでは在籍できません。
一方、SAPIXのαクラスはどの校舎にもありますし、そもそもサピのテキストは難関校受験を目指すためのハイレベルな内容。
テキストもテストも全クラス共通ですから、理論上誰もがαクラスを入れるチャンスがあります。
SAPIXの学習全てを無理にでも詰め込むということは、日能研ではTMクラスに入れないような学力帯の子たちまでが、御三家を目指すための学習をし続けるということです。
もちろん学力は鍛えられるでしょう。
が、一部の天才・超秀才以外にとっては、しんどくないはずがありません。
御三家は本来選ばれし者だけが目指すもの
私も講師経験者なので断言してしまうのですが、筑駒や灘や御三家は誰でも目指していい学校ではありません。
中学受験で最難関校を目指すには勉強における才能が絶対的に必要です。
もし見誤って無理をすれば、仮に受かったとしても行き着く先は深海魚。
ただし中学受験で最上位になれなくても6年間かけて大学受験で最上位まで上り詰めることは可能です。
大学受験は努力でカバーできる範囲が中学受験よりもずっと大きいですから。
そうした残酷な現実を、中学受験専門塾の老舗日能研はよく分かっているはずです。
だからこそTMクラスの枠を増やすということはしないのでしょう。
中学受験のその先を大切に
おそらくもう少しTMクラスの枠を増やせば、日能研の合格実績はもっと伸びるはずです。
けれどそれをしないからこそ「中学受験は楽しかった」と笑顔で語る卒塾生を毎年多く輩出するのでしょう。
頑張らせはする。しかし決して無理はさせない。
日能研の説明会からは、本気で子どもたちの長い人生を大切にする思いが伝わってきました。
日能研のアットホームで温かい雰囲気は、こうした信念の表れなのでしょう。
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