我が家は都心によくある典型的な狭小住宅。数年前家を建てると決めた時、都内の住宅事情に疎い義母に間取り図を見せ「庭は無いんですよー笑」と伝えたところ、「信じられない」とばかりの表情で絶句されました。
もちろん室内も広くはないので、極力無駄な物は増やさないようにしています。
本が主役の部屋作りで子どもの好奇心を育てる
物の少ない部屋は子どもの好奇心を育むのにマイナスですが、かといってやたらに増やせないのが狭小住宅。
そこで我が家では本だけは多くても良い(ただし大人が読むのはなるべく電子書籍に)とルールを決め、本を中心にリビングを整えることにしました。
子どもの取り出せる位置に本を置く
一番下の段は子ども専用にしています。(布がかかってきるのは壁掛けにしたテレビ)
特に子どもたちは最近図鑑が大好き。
図鑑は最初から揃えるのではなく、例えば
子どもが「月」に興味を持ったら、宇宙 新訂版 (講談社の動く図鑑MOVE) を買い足し、
機械の仕組みに興味を持ったら、きかいのしくみ図鑑 (めくって学べる) を買い足すといった感じで、子どもの興味に応じて買い足していくようにしています。
「図鑑は早めに買い揃えた方が良い」という意見も耳にしますが、子どもが「〇〇ってどうなっているの?」と興味を持った時に一緒に選んで買った方が、経験上興味が続き、そして広がっていくように感じます。
最近は長男が「心臓は寝ているときも動くの?」と質問してきたので、こちらの本を買い足しました。↓↓
1歳の次男も一緒に熱心に読んでいます。大人が見ても面白くて勉強になるのでおすすめ。
ちなみに棚の上部には夫婦で大好きな歴史小説や漫画。塩野七海さんのローマ人の物語が特に大好きです。
子どもが成長して目線が上がったら、自然とこれらの本も手に取ってくれるのを期待しています。
本棚はDIYでシンデレラフィット
ぴったりのサイズの家具を見つけるのはなかなか大変。我が家の場合、市販の本棚では奥行きを取り過ぎて部屋を圧迫するため、ラブリコで柱を立て、そこに棚板を設置しました。
思い切ってDIYしてみると、シンデレラフィットが気持ちよく、とてもストレスフリーです。
たまに空き部屋(将来の子供部屋)の物と入れ替える
まだ子どもが小さいので、将来の子ども部屋は空き部屋です。
そこにはリビングに置ききれない古い本やおもちゃなどを置いておき、たまにリビングの物を入れ替えてあげると、新しい物でなくても子どもは興味津々で遊び出します。
子ども部屋が物置となって物であふれ返ってしまう人も多いと思うのですが、後々子ども部屋にする際の片付けが大変になるので、不用品が出てもこの部屋にため込まないようにしています。
壁掛け収納を多用。子どもが自分で片付けやすい仕組みを作る
床に物を置かずに済むよう、壁に掛けられるようこちらもDIYしました。子どもに扱いやすい高さにすることで、登園リュックや上着などを自分で片付けられるようにしています。
こちらが家の様々な場所で壁面収納に活躍しています。
以前モンテッソーリ教育の幼児教室に行った際に、なんでも子どもが自分でできるように、子どもにとって使いやすい環境が整えられていて感動しました。
子どもにとって片付けやすい部屋は、大人にとっても片付けやすさ抜群です。
まとめ:たくさんの本からの豊かな刺激で好奇心を育てる。それ以外はミニマルに効率化
先日通信教育のワークを解いていて、我が家には無い「こたつ」の絵が出てきたのですが、長男がちゃんと「こたつ」というものを知っていて驚きました。
理由を尋ねると「保育園で読んだ絵本に出てきたよ」とのこと。
実体験では出会う機会の無い物であっても、本の中ではたくさんの物に出会うことができます。まさに読書は人生を豊かにしてくれると感じます。
家の狭さと自分のズボラ気質ゆえ、無駄な物を極力増やしたくないのですが、これからも子どもの興味に応じて本だけは買い足していくつもりです。
私のような片付け時間や物を探す時間が嫌いだけれど知育には力を入れたい人には、この本以外ゆるミニマリストがいいかもしれません。
これからも自分にとっての心地よさを大切しながら、子どもたちの好奇心をどんどん伸ばしていきたいとと思っています。