元塾講ママのシンプル知育

元中学受験塾講師。5歳と2歳の息子たちの「塾無し中学受験」を目論んでいます。

幼稚園のつもりだった我が家が保育園を選んだ理由

「保育園は可哀そう」そんな風に悪気無くママたちに言葉をかけてくるお節介な人は後を絶ちません。

私もそんな言葉を現在進行形で何度もかけられています。

しかしそんな言葉に惑わされる必要はありません。

 

保育園か幼稚園か

こんにちは。元スパルタ塾講ママです。

我が家は長男も次男も保育園に通っています。

 

実は長男妊娠中に退職してしばらく専業主婦だったので、当時は3歳になったら幼稚園に通わせるつもりでした。

 

でもあることがきっかけで、「この子には保育園が必要だ!」と考えが変わりました。

 

とってものんびり屋な長男

長男は赤ちゃん時代から、特に運動面でゆっくりマイペースな子でした。

 

そもそも生まれる時ですら、予定日一週間超過でも陣痛が来ず、陣痛促進剤を使ってようやく誕生。

生れてからも、寝返り、ハイハイ、お座り、つかまり立ち、歩き出し、と運動面の発達が平均よりだいぶ遅い子でした。

 

でも不思議と私は焦る気持ちになりませんでした。

 

というのも、「ハイハイはしないが、ゴロゴロ寝返りを繰り返して行きたい方向へ進む」「お座りはしないものの、寝転んで足で絵本を支え、仰向けで絵本を読む」という妙に器用で高度な方向に能力を発達させていて、なんだか彼独自の進化をしているようで面白かったのです。

 

まあそのうち次のステップに進むだろう、と軽く考えていました。

 

自分より月齢の小さい赤ちゃんに大敗を喫す

近所の児童館に行ってもいつも同じ月齢の子より運動能力の発達が遅い長男。

皆が上手にハイハイ(中にはすでに歩き始めている子も!)していても長男はようやくゆっくりズリバイ。

でも本人はまったく気にしていない様子でした。

 

ところがそんな彼の意識を変える出来事が。

 

いつものように児童館で遊んでいると、少し離れたところに大好きな電車のおもちゃを発見。

ズリバイで取りに行こうとしたところ、後ろから同じおもちゃめがけて猛スピードのハイハイでやってくる他の赤ちゃんが!長男はあっという間に追い抜かれ、圧倒的大差をつけられて負けてしまったのです。

 

欲しかったおもちゃを取られてしまった長男でしたが、悔しくて泣くでもなく、まるで敗因は何なのかを考えているようでした。

 

その日自宅に帰ると、明らかにこれまでのズリバイより手足の動きが早くなり、「もっと速く進もう」という意思を持ち始めたのが分かりました。

 

長男には周りの影響が必要

 

 

その後ものんびりマイペースな性格は変わらないものの、他の子と関わる機会があると、急に「成長した!」と感じることがありました。

 

そこから、長男は人と関わらないと「こんなやり方もあるのか!やってみよう!」と気づかないのではないかと思うようになりました。

 

だとすると幼稚園入園まで集団生活を待っていたら、成長のチャンスをどんどん逃してしまうことになります。

 

保育園入園を決意

コロナ禍が長期化し始めた当時、人と関わる機会がぐっと少なくなっていました。

児童館に行っても何かと遠慮してしまう日々。

長男は相変わらずのんびりしていました。

 

やっぱり長男には集団生活が必要だ。保育園に入園しよう。そのためには私も就職しなくては。

 

幸い私の住む自治体は待機児童対策に力を入れており、申し込みから2か月ほど待つと無事家から一番近い保育園へ入ることができました。

 

保育園入園後2週間ほどで走れるように

長男が保育園に入園したのは1歳7か月のころ。入園前検診では歩けないことで「要経過観察」と発達の遅れも示唆されるほどでした。

 

しかし保育園に入園し友達と遊んだり、ちょっとでも歩けるとみんなから褒められたりして、あっという間に走り回るようになりました。

 

もし保育園に入園していなければ、長男の歩き出しはもっと遅かったかもしれません

 

集団生活で何を学ぶか

保育園は家で保育できない親に代わって日常生活を送る施設幼稚園は教育のための施設です。

 

私もそのように考えていたので最初は幼稚園に通わせようと考えていました。

 

しかし、学習面に関して言えば、今は家庭でできる方法がたくさんあります。

それよりも長男の場合は人との関わりを通して心身共に成長する機会が早くから必要なのだと強く感じました。

 

「保育園は可哀そう」という人が一定数いる

夫の母親(義母)は昔保育士をしていたのですが、結婚後は家庭に入り二人の息子たちを幼稚園に通わせました。

 

昔の保育園のイメージが強いのか、私が「長男を保育園に通わせる」と伝えた時の反応はかなり微妙

はっきりと反対こそしないものの「もう預けるなんて早いよね…」というものでした。

 

他にもやはり年配の人ほど「保育園は可哀そう」「小さいうちはお母さんと過ごさないと」という人がいました。

たしかにそういう面もあるのでしょうが、少なくとも長男にとっては、早くから集団で過ごす方がメリットが大きいと判断しました。

 

結果的にこの選択は正解だったと思います。

 

保育園も意外と知育的

 

現在長男が年少クラス、次男が0歳児クラスに通っていますが、最近思うのは「保育園は意外と知育的な環境なんだな」ということ。

普通の公立の保育園です。

 

たとえば、長男が最近よく遊んでいるのがカルタ。

すでに文字を読める長男が先生と始めたところ、他のお友達も集まってきて、今ではみんなで楽しみながらひらがなを学んでいるそうです。

 

ほかにもLEGOや絵本もたくさんあるし、百人一首や駒、竹馬など昔ながらの遊び道具があります。

 

また虫を飼ったり植物を植えたり、都会ながら生き物に触れる機会をなるべく作るよう工夫してくれています。

 

次男の0歳児クラスにはモンテッソーリの教具のような玩具がたくさんあります。

こうした教具に詳しい先生が手作りで用意してくださっているとのこと。

 

ズボラな私には到底作ってあげられないたくさんの「手作りモンテ」のお陰か、次男は指先の巧緻性がみるみるアップしています。

 

子育てもカスタマイズする時代

たくさんの情報があふれる現代、様々な方法で子どもの学ぶ環境を整えることができます。

保育園ではお勉強面が不安であれば、家庭で通信教育やワークを加えたり、逆に幼稚園でしっかりお勉強の時間があるならスポーツの習い事を加えたり。

 

意外と悪気無くお節介なことを言ってくる人は多いもの。

 

でも最終的に子どもを育てる責任は親にあります。私も周りに惑わされず、目の前の我が子をしっかり見て、自信をもって選択していきたいと思っています。

 

【参考文献】

後悔しない保育園・こども園の選び方: 子どもにとって大切な12の視点