算数は得意不得意・好き嫌いが最も出やすい教科。
だからこそ、数に興味を持ち始めたら「算数って楽しい」と感じる経験を積むことが大切です。
- 算数専用タブレット教材「RISU」をご紹介
- 両親ともに文系の我が家。子どもを算数好きに育てるにはどうすればいい?
- RISUの対象年齢は年中後半~。まだ早いかと思ったけれど・・・
- 注意点:タブレット学習といえど親の付き添いは必須
算数専用タブレット教材「RISU」をご紹介
こんにちは。元スパルタ塾講ママです。
長男は去年の秋から算数専用タブレット教材「RISU」を使っています。
きっかけはRISUを開発しサービスを展開している「RISU Japan」の代表今木智隆氏の書籍を読んだことでした。
こちらの本です。↓↓
※書籍レビューです↓↓
両親ともに文系の我が家。子どもを算数好きに育てるにはどうすればいい?
それこそ長男を妊娠中から、子どもの算数力をどうやって伸ばしていこうか悩んでいました。
というのも私も夫も文系出身。
夫は国立大学出身のため数学をある程度は勉強したものの、算数の面白さを伝えられるほどとは思えません。
私は私大文系出身。正直昔から算数や数学はあまり得意ではなく、早い段階で「自分は文系だから」と数学を遠ざけてしまったことを後悔していました。
自分の経験からも、子どもの将来の選択肢を広げるためには、算数に苦手意識を持たせたくないと思っていたため、どうすれば楽しく算数の力を伸ばしていけるか、「理系」や「算数脳」といったキーワードで様々な書籍を読み漁っていました。
データに基づく合理的な内容に納得!10億件のデータ分析は伊達じゃない
そんな中出会ったのが「10億件の学習データが教える 理系が得意な子の育て方」。
書かれている内容は特別なことではなく、従来の幼児教育でも述べられてきたことと重なる点があります。
しかし特筆すべきは、エビデンスがきちんと示されていること。
著者がバリバリの理系出身だからなのか、非常にロジカルな内容で読後の納得度が高かったです。
特に印象に残ったのは「先生が授業の工夫をするほど、子どもの成績が下がる」という研究結果の紹介。
先生が授業にオリジナリティを出そうとすると生徒の成績は下がる
実は塾講時代に私も全く同じことを感じていました。
塾にはテキストや副教材、カリキュラムがしっかり用意されていますが、そうした教材やカリキュラムを無視して独自プリントを作ってしまう先生がたまにいました。
そうした先生の授業はたしかに「面白い」という評判は立ちやすいものの、肝心の子どもの成績にはあまり効果を感じられませんでした。
テキストもカリキュラムも、塾が長年のデータの蓄積から最も合理的に成果が得られるよう作り出したものです。
もちろん生徒一人ひとりに得意不得意がありますから、個別に対応する必要はあります。
それでも最初から「このテキストは使えない」などと一講師が軽々しく蔑ろにしてよいものではありません。
RISUの対象年齢は年中後半~。まだ早いかと思ったけれど・・・
そういうわけで今木氏の著書に共感しRISUに興味を持っていたものの、未就学児向けの「RISUきっず」は対象年齢が年中後半~とのこと。
まだ年少の息子には早いかなと思っていました。
しかし去年の春から始めたZ会も1か月分が数日で終わってしまい、残りの半月以上をどう過ごすかが問題に。
できればもう少し歯応えのある教材を加えたいと思っていたところ、中には年少からRISUをスタートした人もいることを知りました。
それならばと思い切って長男もやってみることに。
シンプルな作りとRPGのような世界観で子どももすぐに夢中に
他社のタブレット教材も試したことがあるのですが、そちらはアニメーションが過剰に感じてしまい、どうもしっくりきませんでした。
その点RISUはシンプル好きな私にはピッタリ。
「こどもちゃれんじよりZ会派」という人には好まれると思います。
長男は絵本を読む際もイラストなどの要素が多すぎると「これは何?あれは何?」と色々なことが気になってしまう性格。
よく言えば好奇心旺盛ですが、前述の他社タブレットの作りこまれたアニメーションでは気が散ってしまい集中できませんでした。
その点RISUのシンプルさは長男との相性も良いようです。
またRPGのような世界観で、ゴールへ徐々に近づいていく実感が得られやすいデザインも、自然と「もう少し解いてみよう」と意欲を掻き立てるような作りだと思います。
解けたら大げさなほど褒める!何より自信をつけることが目的
私は長男に「本当は年中組や年長組さんが解ける問題なんだよ!」と何度も伝えています。
そうすることで、難しい問題に当たってなかなか解けなくても「自分にはできない」と過剰に落ち込まずに済みますし、解ければ「解けた自分はすごい!」と自信につながります。
算数好きに育ってほしくて始めたRISUでの先取り学習。
多少粗削りでも「僕は算数が得意なんだ!好きなんだ!」という気持ちを育てることを一番の目的にしています。
足し算・引き算・時計といった算数の基本がほぼ終了
毎日ではないのの、平日の10分程の朝学習と、土日は本人の興味にまかせて解かせていたところ、もうすぐ幼児ステージが終わりそうです。
これが終わると小学生のステージに入れるそうなので、
長男には「もすぐ小学生の内容だね!」と伝えると小学生への憧れがある長男はよく「今何歳?」と尋ねてきます。
本当に6歳の小学生になれると思ったのかもしれません。
勉強面で先取りが進んでも、こんな幼い発想がなんとも可愛らしいです 笑
注意点:タブレット学習といえど親の付き添いは必須
長男のRISU時間には必ず私か夫が隣に座るようにしています。
幼児期は何といっても勉強の楽しさを体験することが大切。
将来難解な問題に挑戦する時が来ても、土台に「勉強って楽しい」という経験の蓄積があれば「分かるようになりたい」と果敢に挑戦できるはず。
そしてその楽しさは「お母さん(お父さん)と一緒にやった」という経験だからこそ得られるもの。
「親がつきっきりでなくてもOK」という触れ込みはタブレット学習の常套句ですが、特に幼少期にそれを真に受けてはいけないと思います。
紙であれタブレットであれ、親子で楽しく学びの時間を過ごすことが大事。
このことを忘れず、私もRISUを通して子どもたちと楽しんで算数に取り組みたいと思います。
※息子との会話のためにママチャリ無し生活続けています ↓ ↓